僕は、自分としては、現在は「3つの本業」を持っている、と考えています。
「第1の本業」は、整形外科専門医として、「一般整形外科疾患」のほか、「上肢疾患」に対する治療を行うことです。
現在は、札幌市の総合病院に勤務しておりますが、将来的には、クリニックを開業することを計画しています。
「第2の本業」は、『超健康と長寿の専門家』として、「心」と「身体」の健康に対して有益な情報を、ブログ、ホームページ、講演会、動画などで広く皆さんにお伝えすることです。
もちろん、漢方などの東洋医学の叡智も用いています。
現在、札幌と東京で定期的に講演会を開催しておりますが、今後は、違う形で皆さんに情報をお伝えしたいと考えています。
具体的には、書籍などによる情報の提供を予定しています。
「第3の本業」は、「一般的な痛み」はもちろんのこと、「難治性疼痛」や「慢性疼痛」などの「治療が難しい痛み」に対して先進的な医療を提供することです。
最近、「痛み」がメディアなどでクローズアップされるようになってきました。
ですから、皆さんも「痛み」の情報をお聞きすることが増えたことと思います。
事実、近年、「痛み」の治療が急速に進歩しています。
新薬も登場しました。
脳科学も急速に進歩しています。
他科からの新しい治療法が、導入され始めています(欧米では)。
しかし、ここで残念なことがあります。
実は、「多くの医師は、痛みについてあまり知識がない」ということです。
「とりあえず、手術をすればいい」
「とりあえず、痛み止めを処方すればいい」
このように考えている医者が、依然かなり多いことは事実です。
せっかく、医学が急速に進歩しているにも関わらず、これでは患者さんは、恩恵を受けることができません。
僕自身は、担当した患者さんに、これらの先進的な痛みに対する治療を提供させていただいてきました。
また、機会をいただき、「一般の方」を対象にした「市民公開講座」の講師を、2014年2月には札幌市で、2016年3月には名古屋市で、担当させていただきました。
また、「医師」を対象とした講演会の講師を年に数回、担当させていただいております。
そのほかにも、「日本整形外科学会学術集会」、「日本手外科学会」、「日本ペインクリニック学会」、「疼痛漢方研究会」、「末梢神経学会」、「北海道整形災害外科学術集会」などで、先進的な医療について継続的に発表しています。
ですから、自分としては、『痛みの専門家』と自負しています。
昨今の「痛み」の状況を鑑み、『痛みの専門家』として「痛み」について発信することが望ましいと考え、このサイトで発信することにいたしました。
痛みについての発信を開始した理由については、発信を開始する理由をご覧ください。
このサイトでご紹介する予定の内容を列挙します。
まずは、一般的な痛みに対する内容です。
これらは、一般的なホームページや、TV、書籍などで知ることができる内容と同じです。
①痛みとは
②3種類の痛み
③3種類の痛みに対する治療薬
次は、『痛みの専門家』として、痛みに対する最新の知見・治療法についてです。
これは、一般的なホームページや、TV、書籍などでは、ほとんど知ることができない内容です。
④5種類の痛み
⑤漢方薬による難治性疼痛に対する治療
⑥最新の脳科学検査:functional MRIなど
⑦認知行動療法